よくあるご質問

PMIに関して当社によく寄せられる質問を集めました。

PMIの基本と支援内容

PMIとは具体的に何から始めるのでしょうか?中小企業庁のガイドラインを読みましたが、自社で何から手を付ければ良いかわかりません。

M&A成立後、まず着手すべきは「PMI全体計画」の策定です。

具体的には、M&Aで期待した効果(シナジー)を明確にし、その実現のために「経営」「業務」「意識」の3つの側面から、いつまでに・誰が・何をすべきかを具体的に落とし込みます。
特に最初の100日間(Day100プラン)の行動が極めて重要です。

弊社ではお客様の状況を丁寧にヒアリングして事業調査報告書を作成し、売り手企業様の現状と問題点・強みを抽出した上で、M&Aを成功に導き、事業価値を最大化するための施策を提案し、優先順位をつけた具体的なアクションプランの策定をご支援します。

どこまでの業務をしてもらえますか?計画の立案だけでなく、実行まで手伝ってもらえますか?

はい、弊社は「絵に描いた餅」で終わらせない、実行支援を最も得意としております。
PMI計画の策定はもちろんのこと、計画に基づいた各施策の実行、進捗管理、現場で発生する様々な問題への対応まで、伴走型でご支援します。

経営者様や従業員の皆さまと膝を突き合わせ、一体となって汗をかきながら、経営者様・企業様の立場に立って知恵を出していくのが弊社のスタイルです。

他のコンサル会社との違いは何ですか?

弊社の最大の強みは「顧客の要望に合わせてM&Aを確実に成功に導くための実行可能な支援」です。

理論や机上の空論を振りかざしたり、単にガイドラインのフォーマットに情報を整理したりするのではなく、社長様お一人おひとりの苦悩に寄り添い、従業員の皆さまの感情にも配慮しながら、現場に深く入り込んで課題解決、事業価値最大化に取り組みます。
事業再生のプロとして、豊富な経験と実績を有しております。

お客様の「最後の砦」として、必ず会社を立て直すという強い覚悟を持ってご支援することをお約束いたします。

コンサルティングを依頼する前に、自社で準備しておくべきことはありますか?

まずはお客様が抱えている問題意識や、M&Aを通じて何を実現したいのか、とかった「想い」をお聞かせ頂ければ充分です。

その上で、可能であればM&Aの経緯や相手企業の概要、現状で把握されている課題などをまとめた簡単なメモをご用意いただけますと、よりスムーズにご相談に入ることができます。
専門的な分析や資料作成は、ご契約後に弊社が責任をもって行いますので、ご安心ください。

M&A後の人・組織への対応

M&Aご、巣電社員間の対立や人材の流出が起きています。このような危機的な状況からでも立て直しは可能でしょうか?

はい、可能です。
多くの企業様が同様の課題に直面されますが、重要なのは問題の根本原因を正しく理解し、迅速かつ適切な対応をとることです。

弊社は買い手企業様と連携し、まず従業員の皆様への丁寧なヒアリングを通じて不安や不満の源泉を特定します。
その上で、経営トップの明確なビジョン伝達、コミュニケーションの活性化、公正な評価制度の導入など、組織の融和と再生に向けた具体的な施策を、経営者様に伴走しながら実行していきます。
手遅れということは決してありません。

従業員のモチベーション低下や、相手企業への反発が心配です。組織文化の融合についても支援してもらえますか?

はい、支援可能です。
組織文化の融合は、PMIの成否を分ける最も重要な要素の一つです。

弊社では、両社の企業文化の特性を分析・理解した上で最善のご提案を行います。
ご要望があれば、新しい企業理念や行動指針の策定、コミュニケーションを促進するワークショップの開催、人事評価制度の統合など、組織と人の融和を促すための専門的なプログラムをご提供します。
目に見えない「企業文化」の課題を可視化し、具体的な打ち手を講じることが可能です。

経営幹部として売り手企業に派遣されることになりましたが、売り手企業の経営者や社員とどのように関わっていいのか分かりません。経営幹部としての役割や接し方について支援してもらえますか?

はい、もちろんです。

新しい環境でリーダーシップを発揮するには、周囲の信頼を得ることが不可欠です。
私たちは単なるノウハウの提供だけでなく、売り手企業の経営者様や社員様との関わり方、経営幹部としての立ち位置や役割について、経営幹部様にご自身の不安にも寄り添いながら、実践的なアドバイスを行います。

現場との信頼関係の築き方や経営への関与の仕方など、事業を動かしていくための具体的なアクションを、状況に応じて具体的にご提案いたします。

売り手企業の経営・成長支援

買収した売り手企業の経営面で様々な問題が発生しています。このままでは統合が難しく、統合前に買収した企業の経営改善が必要だと思いますが、売り手企業の経営改善の支援はできますか?

はい、それこそが私たちの進化を発揮できる領域です。

当社のPMI手法では、まず徹底的な事業調査(ビジネスDD)を実施して、売り手企業について買い手が理解できるよう、売り手企業の事業調査報告書を作成し、売り手企業の強みと課題を深く理解します。

その上で、絵に描いた餅で終わらない、現場で実行可能な経営改善プランを策定し、その実現まで責任をもって伴走いたします。

マーケティングが得意ではなく、売り手きぎょをどのように成長させて良いかが分かりません。成長のための売上アップ、マーケティングの支援をしてもらえますか?

はい、支援可能です。

営業・販促・マーケティング・ブランディングまで幅広く対応しています。私たちは単に施策を提案するだけでなく、売上アップという結果にコミットするよう伴走いたします。

BtoB、BtoC、リアル・オンライン問わず、事業再生で培ったマーケティングノウハウを活かし、必ず成果に繋げることをお約束します。

M&Aをきっかけに、会計や人事・労務の体制を見直したいと考えています。そうした内部管理の立て直しも支援してもらえますか?

はい、可能です。

M&A後の会計や人事・労務の体制見直しについても、専門のスタッフが支援いたします。
たとえば、給与計算や就業規則の透明化、業務フローの最適化など、企業の実情に合わせた改善策をご提案し、実行面でもしっかりサポートいたします。

シナジーや戦略

M&Aに関する書籍では「シナジー効果は期待しない方がいい」と書かれている一方で、「シナジーの最大化が目的」としているものもあります。じっさいのところ、シナジー効果はどの程度期待できるのでしょうか?

売り手企業の強みや課題をビジネスDDで的確に把握し、買い手企業の戦略やリソースとどう組み合わせるかを踏まえて、具体的な施策に落とし込むことが重要です。 一部の書籍で「シナジーは期待しない方がいい」とされているのは、ビジネスDDやPMIが不十分なまま統合が進められた結果、効果が出なかったケースが多いからだと考えられます。 私たちは、実行可能なシナジー設計と、その実現までの伴走支援を行っていますので、安心してご相談ください。

以前、他社コンサルタントにPMIを依頼した際、経営・会計・マーケティングなどについては『専門外』との回答でした。御社では、そうした専門領域をまた経営全般に関する疑問点についても対応してもらえますか?

はい、対応可能です。『専門外』といった垣根はございませんので、ご安心ください。 私たちは、これまで困難な状況にある企業の事業再生支援を多数行ってまいりました。経営、組織、会計、マーケティング、営業、製造といった事業のあらゆる機能を深く理解し、改善を進めてきた経験がございます。部分的なアドバイスで終わらせず、会社全体の価値向上を経営者様と一緒に進めてまいります。

対応範囲と相談可能なケース

地方の企業ですが、対応エリアはどこまでですか?

全国対応可能です。

弊社ではWeb会議システムを積極的に活用し、場所を問わず円滑なコミュニケーションを図っております。
また、プロジェクトの重要な局面では、経験豊富なコンサルタントが現地へ直接お伺いし、現場の皆様と一体となってプロジェクトを推進します。どうぞご安心ください。

支援期間はどのくらいを想定すれば良いですか?

お客様の状況やPMIのゴール設定によって様々ですが、一般的にはM&A成立後の6ヶ月〜1年程度をご支援させていただくケースが多く見られます。

最初の100日間で短期的な成果を出し、その後、中期的な課題解決に向けて伴走するイメージです。
もちろん、「最初の3ヶ月だけ」「100日プランだけ」といった短期間のご支援や、逆に数年にわたる長期的なご支援にも対応可能です。


これから個人で会社を買収しようと考えています。このような小規模なM&Aでも相談可能ですか?

弊社の最大の強みは「顧客の要望に合わせてM&Aを確実に成功に導くための実行可能な支援」です。

はい、もちろん可能です。
初めて経営者になる方の不安に寄り添いつつ、確実に成果を出すために、従業員とのコミュニケーション・関係構築、経営者としてのリーダーシップの取り方、経営戦略策定から具体的施策の策定、マーケティングや様々な経営課題の解決による経営の安定化まで、PMIと経営顧問を兼ねる形でトータルにサポートさせていただきます。

近年、企業経営を経験のない個人による事業承継型のM&A(個人M&A)が増加しておりますが、当社は様々な業種のコンサルティングを行っているプロのコンサルタント集団ですので、ご安心ください。

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