PMIを進めるにあたっては、まずPMIを推進する体制を整えることが重要です。 当社のPMIコンサルティングでは、その体制づくりからしっかりとサポートいたします。
PMI推進の適任を見極め、人材配置を支援します
PMIの推進において求められる役割は、主に「重要な意思決定」「企画・推進」「実務作業」の3つに大別されます。
譲受側・譲渡側のいずれも限られた人員で円滑にPMIを進めるためには、PMIを共に推進するチームを組成し、
各役割に応じて適切な人材を配置することが効果的です。
重要な意思決定
- PMIに関する重要な意思決定の実施
- PMIプロセス全般の責任を負う
企画・推進
- PMIの取組み全体の把握
- 各取組みの企画・推進、管理の実施
- 譲受・譲渡側でPMI推進チーム組成
実務作業
- PMIに関する具体的な実務作業実施
- 各取組みでチーム(分科会)組成
どの役割が必要か、どのような人材が適任かを見極めたうえで、人材配置からご支援いたします
企業の実情に即した、現実的なPMI体制を構築
当社ではM&A時の企業規模に応じて、現実的かつ最適なPMI体制構築を支援しています。
【小規模M&A案件の場合】
中小企業のPMIを成功に導く、柔軟な役割設計と支援体制
企業の規模や状況によっては、ひとりが複数の役割を兼務するケースも少なくありません。
特に中小企業同士のPMIでは、譲受側・譲渡側ともに人員に余裕がないことが多く、
譲受側の経営者や役員などが、「重要な意思決定」や「PMIの企画・推進」など、
複数の役割を兼任するのが一般的です。
「実務作業」については、譲受側・譲渡側の役職員から協力を得ながら進められるケースが多く見られます。
小規模のPMIでは
経営者が中心となっても無理なく進められるPMI推進体制を構築します
【中規模~大規模M&A案件の場合】
中規模以上のPMIを効率化し、現場主導で動かす体制づくりを支援
中規模・大規模案件におけるPMIの取り組みは、小規模案件と比べて対象範囲が広く、内容も複雑になりがちです。
そのため、譲受側の経営者が複数の役割(意思決定・推進・実務)を兼任するのは現実的ではありません。
一方で、中規模以上の中小企業では、大企業ほどの経営資源はないものの、
譲受側・譲渡側ともに一定数の役職員を抱えているケースが多く見られます。
こうした環境では、「重要な意思決定」「PMIの企画・推進」「実務作業の各役割」を適切に分担し、
効率的に取り組むことが重要です。
中規模~大規模のPMIでは
経営者が戦略的な意思決定に専念できるよう、役割の明確化と人材の適正配置をサポートします
必要に応じた分科会の立ち上げについてもサポートします
各企業の状況に応じて必要な分科会を立ち上げ、適切に運営することで、PMIを円滑に推進します。
全体会議
- 統合プロジェクト全体の統括
- ビジョンの策定、戦略・戦術の構築
- 各種シナジーの構築
- 事業計画の作成・管理
- アクションプランの作成・管理
- KPIの設定・管理
- 予実管理、PDCAサイクルの運用